在庫管理術
ニューノーマル時代の在庫管理|新しい変化に対応する在庫管理の方法とは?
ニューノーマルとは?
ニューノーマル(New Normal)とは、社会に大きな変化が起きてこれまでのやり方が通用しなくなり、新しい生活様式が定着した状態をいいます。
新型コロナウイルス感染症の流行によって起きたニューノーマルによって、私たちの働き方は大きく、さま変わりしました。
この記事では今回のニューノーマルによってもたらされた、withコロナ、afterコロナ時代の在庫管理の変化について解説します。
ニューノーマル時代の働き方の特徴と課題
コロナが流行する前の在庫管理は、実際に担当者が現場に行き、在庫を目視で確認するスタイルがごく一般的でした。
今回のニューノーマル到来で働き方そのものや、在庫管理の業務はどのような変化に直面しているのでしょうか。
顧客訪問の機会が減少
営業スタイルは、顧客を訪問する対面方式から、ZoomやMeetを使ったオンライン方式へと大きく変わりました。
顧客の倉庫に出向いて在庫数を数え、追加の納品数を決定する方法で営業をしていた企業は、訪問回数の制限や滞在時間の短縮を求められるようになりました。
特に病院や介護施設を顧客に多く持つ企業は、訪問制限の影響を大きく受けています。従来の方法のままでは営業する側はビジネスチャンスや売上の減少、営業される側は在庫管理業務の負担増となり、営業の仕方の変革を急激に迫られています。
社内コミュニケーションの変化
社外だけでなく、社内のコミュニケーションのあり方も変わりました。
在庫を管理する部署と発注をする部門が異なる場合は、これまで対面や電話等で在庫情報を共有するのが主流でした。
しかし非接触のコミュニケーションが推奨されるようになり、会議の回数が減ることで、情報共有頻度そのものが下がるケースも出てきました。
またどちらかがリモートワーク等の理由で、以前より連絡が取りにくくなり、結果発注もれによる品切れ増、という在庫管理上の問題が散見されるようになり、自動発注の機能を持った在庫管理ツールの需要が高くなりました。
リモートワークの増加
コロナウィルスの感染は、人と人との接触によって起こります。事業所内でのクラスター発生を回避するため、出社を伴わない在宅勤務が推進されるようになりました。
また外出や出張等、移動そのものが制限されるようになり、在庫状況を遠隔監視できるIoTツールの導入が進められています。
またテレワークでは、私用PCや家庭用インターネット回線を使って業務をおこないます
リモートワークでは、端末ごとにインストールされたソフトウェアが使えなくなり、セキュリティ対策のため今まで社内LANでのみ使用できた基幹システムへリモートアクセスができるようにクラウド型システムへ移行するケースが増えています。
非接触・無人化の推進
業種を問わず、感染リスクを最小限にするため、可能な限り非接触・無人化がのぞましい、と言われるようになりました。
コロナウィルスは 飛沫感染だけでなく接触感染もあることが判明しています。
在庫管理の過程で、製品や物品にむやみに触れてしまうと感染リスクが増すだけでなく、通常の業務に加えて除菌業務が発生してしまいます。
また企業は、出社して在庫確認をおこなう労働力の深刻な人手不足に陥っています。
政府はこうした問題を、非対面化ツールの導入で解消することを事業所に呼びかけおり、2021年度のIT導入補助金※には低感染リスク型ビジネス枠が設けられました。
このような補助金を活用し、定例業務の多い在庫確認・発注の自動化が実現できるDXを導入する事業所が増えています。
※IT導入補助金とは…国が中小企業・小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部にあてられるように補助金を支給する制度
ニューノーマルな課題の解決事例
今後コロナウィルス感染症が収束した後も、オンライン化・リモートワーク・無人化・自動化といった新しい効率的な働き方の変化は継続していく見込みです。
当社の販売する重量型IoTを活用したスマートマットクラウドは、新しい働き方に直面し変化する企業の在庫管理をサポートいたします。
在庫管理をめぐる様々な課題を解決してきた導入事例をぜひ参考にしてください。
ニューノーマル時代の在庫管理の課題を解決する「スマートマットクラウド」
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。
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API・CSVでのシステム連携実績も多数
自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。