在庫管理術
「OBIC7生産情報ソリューション」|特徴と在庫管理機能の比較
OBIC7生産情報システムとは
「OBIC7生産情報システム」は、株式会社オービックが運用する、複数の生産形態や生産管理方式に対応した生産管理システムです。
「OBIC7」は、会計情報を基幹とする統合型ERPパッケージ。ERPパッケージシェアでみると累計導入実績者数18年連続NO.1の実績があります。
「OBIC7生産情報システム」単体での導入はもちろん、他のOBIC製品と組み合わせることが可能。データの一元管理を可能にします。
OBIC7生産情報システムの特徴
生産形態、手配方式、生産管理方式の併用に対応
「OBIC7生産情報システム」は、複数の生産形態、手配方式、生産管理方式に対応するハイブリッド型の生産管理システム。 異なる形態・方式が混在していても対応でき、効率よく生産管理を進めることができます。
クラウド・オンプレミス両方に対応
「OBIC7」シリーズは、運用形態をクラウド型、オンプレミス型の両方から選ぶことができます。 セキュリティ面の脆弱性が懸念されるクラウド型ですが、「OBIC7クラウドソリューション」は自社専用で構築・運用されるプライベートクラウド方式で提供されるので安心です。
業種ソリューションが豊富
生産管理システムは業種ごとに求められる機能が異なります。 「OBIC7」シリーズには、豊富な業種ソリューションが用意されており、自社業務をカバーする製品を選びやすいのが特徴です。
- 化粧品製造業向け:トレーサビリティ、GMP対応
- 食品加工製造業向け:賞味期限管理、トレーサビリティへの対応
- 自動車部品製造業向け:自動車業界特有のEDI(企業間での電子データ交換)に対応
- ファブレスメーカー向け:設計・マーケティング・販売に特化し、生産は外部委託する企業向けの仕様
- 個別受注製造業向け:ユニット単位での部品手配、製造指示が可能
- 修理・保守サービス業向け:修理、保守サービスが主体というメーカーに最適な仕様
OBIC7生産情報システムの機能
▼OBIC7生産情報システム
項目 | |
---|---|
対象業種 | 製造業 |
導入形態 | クラウド・オンプレミス |
在庫管理 | 生産・販売管理コアシステムに「在庫管理機能」あり |
オプション | 無線ハンディターミナル、EOS/EDI、指定伝票・送り状発行、輸出入管理、FAX/Mail自動配信 |
OBIC7の評判【メリット・デメリット】
ネットやSNS上にある口コミを調べ、OBIC7の良い評判と悪い評判をチェックしてみました。
OBIC7の良い評判
OBIC7を導入するにあたり社内の仕組みを見直すことで、業務改善・生産性の向上につながりました。
専任の担当者がついてヒアリングがあり、会社の実情に合わせたカスタマイズが可能なところがよかった。
OBIC7の悪い評判
動作が遅かったり、画面が固まってしまうことがあり不便に感じることがあります。
ユーザーインタフェースはいいのですが、入力作業で少々面倒な点があります
OBIC7とスマートマットクラウドを比較
OBIC7生産情報システムの在庫管理機能と当社の在庫管理システム「スマートマットクラウド」を比較してみました。
▼OBIC7生産情報システムとスマートマットクラウドの比較
OBIC7生産情報システム | スマートマットクラウド | |
---|---|---|
特徴 | 生産管理システムの機能のひとつに在庫管理がある | 在庫管理専用システム |
在庫数 | ×(数値を入力) | ◎(自動で計測) |
業務負担 | ×(入力の手間発生) | ◎(無人で自動計測) |
在庫数の誤差 | ×(理論在庫) | ◎(実在庫) |
IoT機器併用でERPによる生産管理をバックアップ
生産管理とは、計画に基づいて製品がきちんと出荷できるよう体制を管理することです。
販売計画に基づいて原価管理、発注先選定、生産計画、原材料管理、製品の製造・出荷までを管理し、在庫の過不足を調整しながら滞りなく製品を流通させる業務のため、マネジメントや対応力、予測や情報分析の能力が必要とされます。
複雑で経営にも大きな影響を及ぶす生産管理の業務を支えるのが生産管理システムです。
在庫管理や手作業で行うことが難しい計算による見込み予測などの機能を備えているため、特に製造業においては欠かせないシステムとなっています。
生産管理システムを使って生産管理を成功させるためには、帳簿上の在庫だけでなく実在庫を正確に把握する工程が欠かせません。 在庫管理に特化した実在庫を把握できるIoTツールと基幹システムと組み合わせて使用することをお勧めします。
実在庫を自動で計測する「スマートマットクラウド」とは
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。
あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます
さまざまな自動発注に対応
お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です
在庫圧縮を促進
推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します
置く場所を選びません
スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。
API・CSVでのシステム連携実績も多数
自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。