在庫管理術
「flam(フラム)」|販売在庫管理システムの特徴や価格と在庫管理機能の比較
flam(フラム)とは?
flamとは、株式会社フリップロジック(fliplogic, Inc.)が運営するクラウド上のサービスとは思えないほど高速に動作する販売在庫管理システムです。
販売、仕入れ、在庫業務の連携が簡単にでき、快適な業務環境をサポート。
Mac、Windows、タブレット、スマホでも使用可能!インターネットに接続可能な環境であれば、いつでもどこでも利用することができます。
利用料金は1日たった300円。初期費用も無料。この記事では、在庫管理の導入コストを抑えたいという企業から注目を集めているflamについて詳しく解説していきます。
flamの特徴
flamには以下のような特徴や機能があります。それぞれを具体的に解説していきます。
・ウィルス対策、機器の故障や不具合の対応、定期的なソフト更新の対応などの業務負担を削減
・業務データは自動でバックアップ!
・標準で販売・仕入・在庫の一元管理が可能
・Money Forwardクラウド会計ソフトとの連携や、各種帳票出力も万全
・営業活動支援としての見積書分析機能も搭載
・担当別で使える機能を細かく制御可能
・インターネット経由で利用しているとは思えない、ストレスを感じない処理スピード
・ファンクションキーや、スペースキー等を含めたフルキーボードでの入力をサポート
・初心者にも優しい画面設計
・入念なテストと実績を重ねた安心のコアエンジン
・安心のサーバー&徹底的な不正アクセス対策と暗号化で、万全のセキュリティ対策
・更新機能は全て自動で追加!手間もコストも一切不要
・業種別のニーズに応じて個別カスタマイズにも柔軟に対応
flamの標準機能一覧【販売管理・仕入管理・在庫管理】
販売管理
見積 | 見積入力/見積一覧/見積分析/見積書出力/見積書メール送信機能/見積承認機能(ワークフロー) |
---|---|
受注 | 受注入力/受注一覧/商品別得意先別受注集計/仕入先別商品別受注集計/売上伝票自動作成機能/得意先売上履歴ガイド/安全在庫警告アラート機能 |
出荷 | 出荷入力/出荷一覧/出荷票メール送信/安全在庫警告アラート機能 |
売上 | 売上入力/売上一覧/売上テンプレート/売上伝票一括作成/納品書メール送信/都度請求書発行/安全在庫警告アラート機能 |
請求 | 請求締切・繰越/請求一覧/請求明細確認/請求書メール送信/繰越伝票修正禁止設定/請求画面・入金伝票明細表示切替/支払期限出力切替 |
入金 | 入金入力/入金一覧/領収証出力 |
売掛 | 売掛一覧/売掛元帳明細確認 |
回収予定 | 日付回収予定/請求先回収予定 |
予算管理 | 得意先別予算/担当者別予算/商品別予算/得意先別担当者別予算/得意先別商品別予算/担当者別商品別予算/請求先別商品別予算/請求先別商品分類別予算 |
仕入管理
発注 | 発注入力/発注一覧/注文書メール送信 |
---|---|
入荷 | 入荷入力/入荷一覧/入荷票メール送信 |
仕入 | 仕入入力/仕入一覧 |
支払締 | 支払締処理/支払締一覧/支払明細確認/支払明細書メール送信機能 |
出金 | 出金入力/出金一覧 |
買掛 | 買掛一覧/買掛元帳明細確認 |
在庫管理
受注 | 受払予定入力/受払入力/倉庫間入出庫移動/棚卸調整 |
---|---|
棚卸 | 倉庫別棚卸入力 |
在庫 | 倉庫別在庫一覧/倉庫別現在庫一覧/入出荷予定数・販売可能数表示/在庫推移 |
※2021年3月現在の情報です。
flamの価格・料金プラン【詳細・支払い解約方法】
flamの料金プランは「スタンダード」「プロフェッショナル」「プレミアム」の3つがあります。
どのプランも30日間無料体験版が用意されています。また、「コロナに負けるな応援キャンペーン」を実施中で、2021年3月末までに申し込むと「プレミアム」通常月額19,800円(税別)が月額14,800円(税別)でずっと利用できます。
各プランの詳細は下の表で確認してください。
スタンダード | プロフェッショナル | プレミアム | |
---|---|---|---|
標準月額利用料(税別) | 9,300円 | 19,800円→14,800円 | 49,800円 |
標準アカウント数 | 3 | 5 | 30 |
データ容量 | 10GB | 20GB | 30GB |
販売管理 | ◎ | ◎ | ◎ |
仕入管理 | ◎ | ◎ | ◎ |
在庫管理 | ◎ | ◎ | ◎ |
アカウント追加 (1アカウント/月) | 2,000円 | 2,000円 | 1,000円 |
電話サポート | オプション | オプション | ◎ |
カスタマイズ | 対応可 (制限あり) | 対応可 (制限あり) | 対応可 |
flamの利用料金の支払いは、口座引落し、及び現金振込のみの対応です。
また、「自社には合わない」など何らかの理由で解約したい場合は、公式サイトのflamサービス解約申請フォームに必要事項を記入の上、まで送信してください。申請フォームが到着後、利用規約に基づき解約手続きを開始してくれます。
flamの使い方やマニュアル
flamの使い方は公式サイトに掲載されているスターアップガイドのマニュアルを参照しましょう。 主な手順は以下の通りです。
①flamにログインし、自社情報・得意先・商品を登録する
flamで見積書や売上伝票を発行するために、最低限必要な情報を登録しておきます。メニュー「環境設定」から各登録メニューをクリック。
②伝票を作成する
メニューより「売上」をクリック、「売上」アイコンをクリックし、売上伝票作成。
③便利な機能
売上伝票を登録すると自動的に請求データに反映され、すぐに請求書を印刷など売上伝票と連動した在庫や出荷などの管理を行ってみましょう。
困ったことや不安なことが生じた際は、月額4,500円で専用電話サポートやGoogle Meetを使用してサポートしてくれます(プレミアムプランは電話サポート費用は不要)。
flamの評判
在庫管理システムを導入する際に気になるのが、実際使った人の口コミや感想などの評判です。ここでは、評価とレビューや導入事例から良い評判・悪い評判の両方をいくつかピックアップしてご紹介します。
flamの良い評判
とにかくレスポンスが早くネット回線が不安定でも機能します。flamサーバーは強固なウィルス対策実装しており接続中も通信データを暗号化しているためセキュリティも安全です。
インストール型のソフトから移行しました。動作がスムーズです。
flamの悪い評判
販売管理ソフト全般に言えることですが、移行(過去データ)はやはり、大変です。
メニュー画面に機能が並んでいるが、機能が多過ぎてどれを選べばいいか分かりにくい。
flamの評判は概ね良いものが多いようですが、一部では、「過去データの移行が大変」「メニュー画面の使い方がわかりにくい」といった口コミも見受けられました。
システムをすいすい使いこなせる上級者なら問題がないかもしれませんが、「システムは苦手」という人には、ややハードルが高いかもしれません。
flamの注意点・デメリット
flamはバーコードやQRコードがない場合、QRコード付きのラベルを印刷して、物品に貼るという作業が必要になるため、大量の製品を管理したい人(企業)にはデメリットと感じるかもしれません。
「導入コストは魅力的だが、バーコードやQRコードを貼るには結局、人力が…」
「簡単かもしれないが、アナログなのでどうしてもシステムというと身構えてしまう…」
「棚卸、入出庫管理など在庫管理に特化したものが欲しい…」
という人は、やはりその他の在庫管理システムも検討してみたくなるのではないでしょうか。
flamとその他のソリューションとの比較表
flamとその他の在庫管理のソリューションとして多くの企業や会社が導入の際に比較検討しているIoTソリューション「スマートマットクラウド」を比較し、まとめました。
flam | スマートマットクラウド | |
---|---|---|
在庫の管理方法 | 手動でQRコードをスキャン ※別途ハンディターミナル必須 | 自動で数量計測 |
業務負担 | ×(毎回スキャン) | ◎(無人で自動計測) |
遠隔管理 | ×(現場でスキャン) | ◎(リモートで確認OK) |
棚卸の作業 | 手動でQRコードをスキャン※別途ハンディターミナル必須 | 自動で数量計測 |
このようにflamと話題のIoT機器スマートマットクラウドを比較してみたところ…。
flamでは、ハンディターミナルによるスキャンという手間がかかることがわかります。また、QRコードをいちいち商品に貼り付けるという作業も負担に。
次の項では、人力や手間もかからず、遠隔管理も可能なIoT機器について詳しく解説していきます。
IoT機器は、在庫管理の有効な解決策に
在庫不足は売上の減少に、過剰在庫は倉庫スペースの圧迫や在庫ロスに繋がるため、在庫管理は必要不可欠な業務です。
新型コロナウイルス、人手不足などさまざまな問題に直面している状況下において、いかに効率化して正確に在庫管理を行うことができるかが重要となります。そこで注目され、近年続々と各企業で導入されているのが在庫管理の自動化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。
● DX(デジタルトランスフォーメーション)
企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み
● IoT(Internet of Things)
IoT=「モノのインターネット化」
IoT機器を導入することにより、「自動化」や「見える化」が可能になり、棚卸、現場作業の改善、在庫管理、工程管理、品質管理なども効率的に行えるようになります。このように稼働状況や生産状況、在庫などのデータを分析することで、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握できるようになり、生産性の向上やロスタイムの削減につながります。
デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。
また、新型コロナウイルス対応などで業務に忙殺されている医療分野や調剤薬局、リモートワークを取り入れたい現場スタッフをサポートすることも大いに期待されています。
ハンディターミナルのスキャンが不要!スマートマットクラウド
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。
あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます
さまざまな自動発注に対応
お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です
在庫圧縮を促進
推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します
置く場所を選びません
スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。
API・CSVでのシステム連携実績も多数
自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。