在庫管理術
「みえぞう」|Web型在庫管理システムの価格や在庫管理機能の比較
「Web型在庫管理システム みえぞう」とは?
みえぞうとは、株式会社ビッツ(BITS CO., LTD.)が提供する在庫管理システムです。
インターネットを介して、ネットワーク上にある在庫管理システムにアクセスするだけで利用できるため、場所と時間の制約がなく、スピーディに情報の共有が可能。
また、導入・運用コストを抑え、快適な操作性を追求、業務の「簡略化」と在庫の「見える化」により、適正在庫維持・欠品防止をサポートします。
2021年3月時点で、累計400社以上の導入実績を誇り、無料お試しサービスが用意されている「みえぞう」について詳しく解説していきます。
みえぞうの特徴・メリット
みえぞうには以下のような特徴やメリットがあります。それぞれを具体的に解説して行きます。
・複数拠点の在庫情報の一元管理が可能
拠点毎の在庫情報の確認にかかっていた時間(コスト)が削減
・データ連携と自動計算機能で作業を簡略化
入力ミスを防止し、入力作業にかかっていた時間(コスト)が削減
・引当や発注残を管理し、有効在庫数を自動算出
過剰在庫や欠品を防止し適正な在庫数を維持
・SaaSなら必要最低限の機能を安価で利用可能
導入・管理にかかっていた費用(コスト)が削減
・ユーザーアカウントは何人でも登録可能
「同時ログインユーザー数」以内で運用すれば、ランニングコストが大幅に軽減
・安価なデータコレクターを提案可能
データコレクター(手のひらサイズのバーコードリーダーで、RFIDより膨大なデータを管理可能)と連携し、入出庫・棚卸作業にかかっていた時間(コスト)が削減
みえぞうの主な機能
みえぞうには、「スタンダード型」と「生産管理支援型」の2種類があります。それぞれが、どのような業種に適しているのか、詳しい機能を見ていきましょう。
スタンダード型
スタンダード型は、商品や消耗品などの物品を仕入れ、販売・消費を行っているお客さまの販売・在庫管理に最適なシステムです。
在庫管理に必要な機能を標準搭載し、既存の販売管理システムや勘定系システムとの併用も可能です。
スタンダード型におすすめの業種は以下の通りになります。
● 卸売・小売業
・化粧品販売業
・アパレル業
・雑貨販売業
● 医療・福祉業
・歯科医
・介護業
● サービス業
・宿泊業
・清掃業
・管理業
生産管理支援型
生産管理支援型は、製品や仕掛品、部品の見込生産/受注生産を行っているお客さまの生産・販売・在庫管理に最適なシステムです。
階層無制限の部品構成表(BOM)を標準搭載し、所要量計算や不足数量を自動算出するなど、製造業における煩雑な業務の簡略化、業務効率アップを実現します。
生産管理支援型におすすめの業種は以下の通りになります。
● 製造業
・機械製造業
・金属加工業
・部品製造業
・食品製造業
・化粧品製造業
・医薬品製造業
・化学工業製品製造業
みえぞうアプリとは
みえぞうは、倉庫や工場、施工現場での「入出庫作業」に特化したAndroidスマートデバイス向けアプリケーションの提供も行っています。
倉庫や工場、または移動中の場合でも、スマートフォンから最新の在庫情報の確認が可能!
アプリのバーコード読取機能を使用することにより、データ入力の手間を削減するとともに、データの入力間違いを防止します。これにより、業務効率化と在庫精度向上が期待できます。
項目 | みえぞう |
---|---|
対象業種 | 卸売業・宿泊業・医療業・サービス業・電子機器・部品製造業・食品飲料製造業・薬品製造業 ・金属加工業など |
形式 | Web型在庫管理システム(ソフト&アプリ) |
入出庫管理 | データコレクターでバーコードを読み取り。入出記録をExcelで出力 |
実在庫管理 | データコレクターによる棚卸支援 |
ロケーション管理 | あり、移動/振替や廃出庫登録も |
発注最適化 | 自動発注機能により、適切な発注内容を自動集計 |
その他機能 | 販売管理、マスタ管理、システム管理、購買管理など |
拡張性 | 既存の販売管理システムや勘定系システムとの併用も可能 |
みえぞうの価格・料金プラン
みえぞうの料金は月額29,800円(税抜)からと比較的リーズナブルです(詳細は問い合わせ)。
さらに、無料お試しサービスも用意されているので、「予算が気になる」「いきなり本サービスは不安。自社の在庫管理に合うかどうか…」というお悩みを抱えている人も安心です。
みえぞうで解決可能な課題
みえぞうで解決できる在庫管理の課題とその方法をご紹介します。
・過剰在庫の削減
拠点別の在庫数把握と拠点間の在庫移動で在庫の偏りをなくす。
・滞留在庫の整理
ある期間、動きの無い(入出庫されていない)在庫を最終更新日で検索可能。
・欠品・失注の削減
倉庫業者とのデータ連携で、二重登録によるミスがなくなり、欠品・失注を防止。
みえぞうの導入方法
みえぞうは、導入会社の要望に合わせて以下の3つから導入形態を選ぶことができます。
● SaaSクラウド
サーバーは所有せずにアプリケーションのみをインターネット経由で利用。初期費用を抑えて気軽にサービスを利用したい企業におすすめ。
● オンプレミス
自社内のサーバーに導入し、自社内で利用。ネットワーク環境が整っておらず、インターネットが使用できない企業におすすめ。
● プライベートクラウド
インターネット上のレンタルサーバーに導入しインターネット経由で利用。サーバーの自己管理は難しく外部に任せたい企業におすすめ。
みえぞうの注意点・デメリット
みえぞうはバーコードがない場合、バーコード付きのラベルを印刷して、物品に貼るという作業が必要になるため、この作業が負担・デメリットと感じるかもしれません。
「みえぞうの無料お試しプランは魅力的だが、バーコードを貼るには結局、人力が…」
「データコレクターなどの費用は出来るだけかけたくない…」
「アプリは、Androidスマホにか対応していないのは…」
という人は、やはりその他の在庫管理システムも検討してみたくなるのではないでしょうか。
みえぞうとその他のソリューションとの比較表
みえぞうとその他の在庫管理のソリューションとして多くの企業や会社が導入の際に比較検討しているIoTソリューション「スマートマットクラウド」を比較し、まとめました。
みえぞう | スマートマットクラウド | |
---|---|---|
在庫の管理方法 | 手動でバーコードをスキャン ※別途データコレクターor動作確認済みAndroidスマホが必須 | 自動で数量計測 |
業務負担 | ×(毎回スキャン) | ◎(無人で自動計測) |
遠隔管理 | ×(現場でスキャン) | ◎(リモートで確認OK) |
棚卸の作業 | 手動でバーコードをスキャン※別途データコレクターor動作確認済みAndroidスマホが必須 | 自動で数量計測 |
このようにみえぞうと話題のIoT機器スマートマットクラウドを比較してみたところ…。
みえぞうでは、データコレクターもしくは、動作確認済みのAndroidスマホによるスキャンという人力や手間がかかることがわかります。また、バーコードをいちいち商品に貼り付けるという作業も負担に。
次の項では、人力や手間もかからず、遠隔管理も可能なIoT機器について詳しく解説していきます。
IoT機器は、在庫管理の課題を簡単に解決!
在庫不足は売上の減少に、過剰在庫は倉庫スペースの圧迫や在庫ロスに繋がるため、在庫管理は必要不可欠な業務です。
新型コロナウイルス、人手不足などさまざまな問題に直面している状況下において、いかに効率化して正確に在庫管理を行うことができるかが重要となります。そこで注目され、近年続々と各企業で導入されているのが在庫管理の自動化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。
● DX(デジタルトランスフォーメーション)
企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み
● IoT(Internet of Things)
IoT=「モノのインターネット化」
IoT機器を導入することにより、「自動化」や「見える化」が可能になり、棚卸、現場作業の改善、在庫管理、工程管理、品質管理なども効率的に行えるようになります。このように稼働状況や生産状況、在庫などのデータを分析することで、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握できるようになり、生産性の向上やロスタイムの削減につながります。
デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。
また、新型コロナウイルス対応などで業務に忙殺されている医療分野や調剤薬局、リモートワークを取り入れたい現場スタッフをサポートすることも大いに期待されています。
バーコードのスキャン作業が不要!在庫専用のIoT重量計「スマートマット クラウド」
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。
あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます
さまざまな自動発注に対応
お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です
在庫圧縮を促進
推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します
置く場所を選びません
スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。
API・CSVでのシステム連携実績も多数
自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。