導入事例|スマートマットクラウド|在庫管理システム

人がやらなくても良い在庫管理や発注を自動化し、クリエイティブな業務に集中。フレキシブルなリモートワークやDXにも貢献

作成者: Admin|Sep 3, 2024 1:43:17 AM

 

貴社の事業内容とご担当の業務内容について教えてください

角さま:

〝主食をイノベーションし、健康をあたりまえに〟をミッションに、1食で1日に必要な栄養素の1/3がすべてとれる完全栄養食であるパンやパスタなどの主食「BASE FOOD®」を、毎月ご自宅にお届けしている完全栄養食事業です。

定期購入者数でいうと現在、20万人くらいのお客さまにご利用いただいております。

私は今、コーポレート部のHRに所属しております。主に採用や入社された人たちのオンボーディングなどを行ったり、一時期は評価制度を作ったりなど、人事系の仕事をやってきています。

スマートマットクラウド導入の経緯は

在庫管理や発注のためだけに出社するのは非効率

角さま:

弊社の設立は2016年。私が入社したのが2022年ですが、そのタイミングですでにオフィスで「BASE FOOD®」をスマートマットクラウドに置いて管理していました。

もともとは、AmazonでBtoC向けのスマートマットライトを使っていたのですが、品目も増えてきたこともあり、より便利にということでBtoB向けのスマートマットクラウドを検討したということかなと思います。

また、「リモートワークもフレキシブルに働く」という文化の会社ですので、毎日出社が必須ではありません。自分が集まって話したければオフィスに来ますし、集中したい時は自宅勤務でも良い、という仕事の仕方をしています。

ですので、「毎日在庫を確認して、わざわざなくなったら発注する」というような作業をするためだけにオフィスに来るのは、すごく非効率、というところがありました。

コロナ禍の中でも生産性を高く働くために、そういう「在庫管理のツールがあったほうが便利だよね」ということでスマートマットクラウドを導入し、現在も使っています。

スマートマットクラウドで実際に管理されているものを教えてください

角さま:

基本的には2階にある保管場所で研究開発用のものと福利厚生のものをスマートマットクラウドにのせて管理しています。

具合的には社員が来て自由に食べられるものと、ランチの時にみんなが提供するためにというもの。そして、研究用のものです。

みんなが自由に食べられる完全栄養食「BASE FOOD®」をスマートマットクラウドで管理

導入後、ずっと使い続けていただいていますが、どんな点がお役に立っていますか

人がやらなくて良いことはマットに任せて、クリエイティブ業務に集中

角さま:

昔は商品数も少なかったのですが、いろんな商品を開発・販売するようになった時に、1個1個なくなったかどうかを確認するのは、〝塵も積もれば山となる〟で手間になっていました。

今は、その手間がもうありません。届いたものをスマートマットクラウドの上に置くことだけで管理が完結できています。

その手間がなくなったぶん今は、オフィスの管理。具体的には、みんなに「ウェルビーイングが高いオフィスづくり」の役割を担ってもらっています。

「人がやらなくても良いのでは」という仕事をスマートマットクラウドにお任せ。その空いた時間をもっとクリエイティブな時間にあてられているというところが、会社のビジョンやバリューと一致しているという点が一番大きいですね。

弊社のバリューに「ウルトラCを狙う」というのがあります。それは、実験と論理で最短距離でゴールを達成するというような考え方です。

また、「社員みんなに健康でいてほしい」ということもバリューになっています。発注の電話で忙しくなって、また届いたらそれを置く。それを全部、人がやっているとそれだけで1日が終了。やはりそれでは作業者になってしまいます。

作業者になり、クリエイティブな仕事にかける時間が減ってしまうのは、会社としても「ウルトラC」ではありません。「やらなくて良い仕事はやらないべき、効率化するべきだし、なくすべきだ」という点が一致したからスマートマットクラウドを使い続けているということですね。

スマートマットクラウドを導入後の効果を具体的に教えてください

センタイヨさま:

スマートマットクラウド導入前は、自分たちで在庫を数え、電話で発注するという作業を週に3回行っていました。

実際に時間を測ったことはありませんが、だいたい1日30分から1時間くらいかけていたと思います。

角さま:

月に換算するとけっこうな労力でしたが、今はその分をクリエイティブな時間にあてられているということですね。

最先端IT企業である御社のDXにスマートマットクラウドは貢献できていますか

人がやらなくて良い仕事をマットでやる=DXにも貢献

角さま:

私は「会社の中において、人がやらなくて良い仕事を人がやらなくて済む」ということがDXだと思っています。そう考えると、すでに貢献できていると感じています。

弊社では今、DX担当のエンジニアやプロジェクトマネージャーのような方もちょうど採用しているのですが、そこは推進し続けていくだろうと考えています。

ですが、人はそんなに増やしすぎずに、人がやるべき仕事を人がちゃんとやっていてみんなが活躍している状態をなるべくキープしたい。

ルーティンワークは減らしつつ、外部の方とも協力しながら、クリエイティブな仕事を弊社の社員が行っている状態を作るという意味では、貢献してもらっているのではないでしょうか。

スマートマットクラウドは、TOO MUCHすぎない=ちょうど良い

角さま:

やりたいことに対して、スマートマットクラウドの機能がちゃんとマッチしているからこそ、使い続けている。やはりやりたいことに対して「TOO MUCH」すぎずにちょうど良いというのが私たちはありがたいのかなと感じています。

インタビューのご協力ありがとうございました。今は人がやらなくて良いことをスマートマットクラウドで置き換えているということですが、スマートマットクラウドはデータの取得が可能です。そういったデータを分析するとどういった在庫がどれくらいの頻度で減っているといったことがわかります。ぜひDXのデータ活用のようなことも一緒にやらせていただければと思っています。今後もお客さまの声に耳を傾け、発注をさらに効率化できるようなシステム作りに注力してまいります。