弊社はペーパータオル、紙、洗剤などを病院などの施設に収める事業を展開しています。 クライアント先に納品に行った際には、納品後に実在庫を目で数えて手書きで管理する運用でした。
1つの施設で5分くらいの作業時間ですが、毎回目視で数えないといけないため、自動化したいと思っていました。 また、手書きなので非効率なことも気になっていました。
また、クライアントの担当変更があった時に、在庫補充の数がクライアントの施設ごとに違うため引継ぎの簡素化のためにも、在庫のデータも取れるようにしたいと思っていました。
元々SEをやっていましたので、知見を生かして在庫管理をシステム化したいという気持ちが最初にありました。
その上で、「在庫を重量で管理できるソリューション」がないかなと思い、WEBで検索していたら スマートマットに辿り着いて、「探してたのあるじゃん!」と思い資料請求しました。
その前には在庫管理でRFIDなども調べたのですが、見積りしてみると高額でしたので 見送りました。
まず、スマートマットの拡張性に可能性を感じた点があります。
試験的に9枚を導入した際に、重量データが取れるソフトウェアを開発してAPI接続して 試してみましたが、問題なく重量データが取れました。
次に、1個あたりのコストが安いため導入がしやすかったことがあります。
あとは、スマートマット自体はシンプルな「体重計」なので、クライアント先に設置する時の説明がしやすかったですね。 取得データは重量データのみで、クライアントがみても問題ないですし、 形状がシンプルなため、導入する際も場所を取らず邪魔にならない点も良かったです。
取引先に行かなくても、どのくらいの在庫があるかを遠隔で把握できるようになりました。 また、データが取れるようになったので、日々どのくらいの在庫を補充すればいいかも、分かるようになりました。
クライアント先の納品物(おむつ、ペーパータオル等)の下に設置して利用しています。 日々の在庫量や納品前に在庫の確認に利用しています
最初、おむつを計測しようと思っていましたが、大きさ的にマットの上にそのまま積載できないので マットの上に板を置いてから、設置するという作業を考えるのが少し面倒でした。 その際の板の大きさとか厚さを考えて用意するのも少し面倒でしたね。
また、この流れでの初期設定の際では、スマートマットの上に大きな板をのせているため、マットの初期設定ボタンを押す際に奥にあって押しづらく大変でした。
他は、設置作業で通信接続確認をした後に帰りましたが、特定のマットの接続がうまくいかなったようで翌日訪問して再設定が必要なことがありました (時間がたってから、接続できてないことがわかったのでそのときにわかるようにしてほしいです)