現在、社内で10セットの「お客様向けサービス紹介パンフレット」を管理していますが、しばしばパンフレット切れが発生したり、お客様が関心を持っているサービス、テーマを可能な範囲でリアルタイムに把握できるようにしたいといった課題を抱えていました。 弊社が提供するサービスのトレンドを知る上で、お客様が手に取るパンフレットの消費傾向を把握することは重要ですね。
・どれが一番人気のパンフレットかを知りたい
・パンフレットの在庫切れがしばしば起きると、そのための補充に時間と人手を取られるのが面倒
・忙しさのあまり、目分量で判断してしまうことが多々ありますが、如何にヒューマン・エラーを減らすか
この3点を手っ取り早く、かつ簡単に解消出来るIoTソリューションを探している中で、スマートマットに出会いました。 もともとスマートショッピングには弊社OBが何名か在籍していますが、2018年末からスマートマットを活用した在庫管理サービスを提供するとのことで、詳しく話を聞き導入に至った次第です。
導入に至ったポイントは3点あります。
1点目はパンフレットの下にマットを敷くだけで消費データが取得出来る「手軽さ」です。 電池で動きますので、置き場所を気にすることなく利用出来る点も導入ハードルが低いと感じました。
2点目はイメージのし易さです。RPAやAIといった各種ソリューションも徐々に浸透していますが、まだまだ理解し辛い側面もあります。 他方でスマートマットは、見た目は体重計なことと、利用シーンがすぐに想像出来ました。
3点目は導入単価が低いことです。少ない台数でもリーズナブルに利用を行える点は良いですよね。
まずスマートマットの残量一覧メール機能を活用し、オペレーション・IT部門に日次でメール送信し遠隔から在庫数を把握してもらっています。
以前は補充切れや急な補充依頼がありましたが、パンフレットの残数を簡単に日々確認する習慣が定着し、先回りした補充が出来るようになりました。 また、パンフレットの消費推移や、人気トレンドを社内会議でも定期的にグラフ機能を活用して報告をしています。
加えて、弊社スタッフは様々な業種のお客様に対して、IoTソリューションも含めた課題解決の提案をしています。 オフィス内に新しいIoTツールを置くことで、スタッフがIoTツールを活用した課題解決を考えるよいきっかけ作りにも役立っています。
来客用・スタッフ向けドリンク類の管理や発注も少なからず煩雑な業務ですので、発注自動化についても検討を行いたいと考えています。