導入事例|スマートマットクラウド|在庫管理システム

1gの部品の在庫管理も完全自動化に!曖昧だった最小閾値もデータ化

作成者: Admin|Sep 3, 2024 1:53:27 AM

貴社の事業内容について教えてください

水谷様:

水栓金具・蛇口のメーカーです。
企画設計、製造から販売まで一貫して自社で行なっています。

スマートマットクラウドを導入する前の在庫管理や発注の課題はどのようなものだったのでしょうか?

水谷様:

これまでは生産管理システムを導入して在庫管理を行なっていました。ただ、人の手を介さないといけないこともあったので、どうしても忘れてしまったりと、在庫の入出庫数が正確に把握できていませんでしたね。


ですので棚卸の際には、生産管理システム内の在庫と一致しないこともありました。
このような経緯もあり、在庫をパソコンの中だけで管理すること自体が、そもそも難しいのかな、という思いが強くなり、別の方法を模索するようになりました。

 

そこで、"在庫の見える化"をしようと思いまして、自動車のトヨタ生産方式でも使用されていた「信号かんばん」(在庫が少なくなったことを現場の担当者に知らせ、在庫の作成を促す仕組み)を導入させてもらいました。


しかし、結果として、「信号かんばん」を運用するのも"人"。人の手を介入するとどうしてもミスが出てしまい、在庫の数が合わないことがしばしばありました。

スマートマットクラウドにご興味を持って頂いたきっかけはなんですか?

水谷様:

去年の展示会でたまたま見つけました。探していたわけではなく、本当にたまたまだったんですよ!


スマートマットクラウドのブースの前を通りかかったときに、ちょうどブースから声をかけられまして。少しお話を聞いたあとに、後日打ち合わせをというお話になったのですが、実はその時はあまり興味なく、丁重にお断りさせて頂きました。(笑)

 

でも、会社に戻ってからよくよく考えてみると、やっぱり在庫管理の問題を解決できるのは、スマートマットクラウドかもしれないと思い直しまして。今度は私の方から電話をして、詳しくお話を聞くために直接運用されている株式会社スマートショッピングさんのオフィスまで押しかけました(笑)

導入いただいた決め手があれば教えてください

水谷様:

やっぱり「人の手を介さないシステム」という点に魅力を感じましたね。


カメラで形状を確認して数量を探知する在庫管理システムもあるようですが、弊社は管理する商材が細かいものもあるので、 重さを検知する在庫管理システムの方が、正確なのではと思いました。

 

またIoT機器に関しても、他の会社のものを過去に導入していて、以前からその重要性は認識していましたね。


ですので、これから先のことを考えてみても、やはりIoT機器を導入したいって思いがあったのも決め手の一つです。

他の在庫管理システムと比較はされましたか?

水谷様:

実は、同じような重さを検知して在庫管理できるシステムも見ていて、実際に他社のシステムのお話も伺っていました。


ただ比較してみると、汎用性の高さ、電池だけで動くこととか、1トンまでの重さに耐えられる点が、スマートマットクラウドの方が優れていて魅力的でした。さらに設置が簡単で、すぐに導入できるというのもポイントでした。

スマートマットクラウドはどのように運用されていますか?

水谷様:

今現在、倉庫にスマートマットクラウドを700枚設置しています。
商材ごとにそれぞれ閾値を設けて、閾値を下回った時点でメールで通知するように設定しています。

スマートマットクラウド管理画面

スマートマットクラウドで管理しているものを教えてください

水谷様:

金属で作られている蛇口の小さな部品が主です。


中には本当に小さい小さいゴムリングもあり、1個あたり1gもありません。そのため、今まで在庫管理が本当に本当に大変でした! 他には、細かい部品だけでなく、蛇口の本体などもスマートマットクラウドで管理しています。

設置風景

インタビューのご協力ありがとうございました。ミズタニバルブ様のような小さな部品を扱う企業様には、弊社の1g単位から重さを検知するスマートマットクラウドは大変オススメです!これからも多くの企業様にご利用頂き、在庫管理に関するお役立ちができますよう精進していきます。