阿南歯科医院で在庫管理を担当されている村中様のインタビューはこちら
当院は米国式根管治療というものを専門に行なっています。
患者様にできるだけ自分の歯を最後まで使ってもらうため、質の高い医療を目指し、安心・安全な医療を提供できるようスタッフ教育を実施しています。
経営理念は「歯科医療を通して、目の前の人を幸せにする」。
そのためには、「自分たちがまずは幸せでなくてはいけない」と考えています。自分が持っていないものを相手に与えることはできないとスタッフに伝えています。
昨今は、DXソリューションが歯科業界でも主流になってきています。古くからは、デジタルレントゲン、最近では「口腔内スキャナ」など。
型取りにカメラを用いて口腔内をスキャンしデータをラボに送り、ラボで模型にして送り返してもらう。これらは感染予防につながり、人が入る手間もなくなります。
また当院ではカウンセリングシステムにも注力しています。
初診のカウンセリングから、患者さんとドクターの間にスタッフを挟み、患者さんが求めているものをできるだけ提供するようにしています。
当院には材料係の業務効率化プロジェクトがあります。しかし在庫管理の方法は、担当者の頭に全部入っていて、それを伝える教育システムというものがなかった。それを何回も何回も新規スタッフに対し教育する苦労がありました。
院内販売品の管理の様子。必要な量の自動発注は過剰在庫の抑止効果がある
業務用資材は「ない」と困るので在庫をたくさん抱えて、置き場所に困るといった問題も。
在庫をノートで管理をしていたので、書きもれがあったり、患者さんを治療している最中に歯科材料がない、といったトラブルもありましたね。
精神的に楽になりました。
導入する前は「この在庫はどうなっているんだろうか」と心配ごとが常にあったのですが、今は在庫の一元管理ができています。スタッフもiPadで在庫の状況が見れる。多少はまだ少しノートに書かなければいけませんが、すいぶんと楽になった。
スマートマットクラウドの管理画面。在庫の一元管理を可能に
「材料がなくなっています」という連絡を院長に言われることがなくなり、現場も楽になっています。
スマートマットを導入して感じていることなのですが、スタッフの業務は楽になっているのですが、僕としては実はあまり変化を感じていない。
これは実はすごいことだと思います。
それだけ自然に合理化・効率化が行われているということなんです。単純にものを置くだけで自動発注・在庫管理が行われてしまう。あまりにも自然に行われていくことがすごいことだな、と思います。今までその仕事を担当していた衛生士は、自分の業務に専念できる。
「これは今まで大きなコストを払っていたんだなあ」、と。
ぜひみなさまも導入されるといいのかな、と思っております